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4/19【前編】「木樽の個性を体験する」レイクス蒸溜所セミナー&懇親会

公開日:

2025年4月27日

【前編】「木樽の個性を体験する」レイクス蒸溜所セミナー&懇親会 開催レポート

2025年4月19日(土)、池袋のオーセンティックバー「the BAR ACE」を会場に、ウイスキー初心者向けイベント「レイクス蒸溜所セミナー&懇親会」を開催しました。

今回は、英国・レイクス蒸溜所の「The ONE」シリーズを使い、熟成に使用する“木樽の違い”によって変化する香りや味わいの奥深さを体験するセミナーを実施。セミナー講師として、インポーターである雄山株式会社の仲 忍さんをお招きしました。


セミナーの舞台は、池袋のオーセンティックバー

今回の会場の、池袋西口にある「the BAR ACE」さん。ウイスキー初心者にとっては少し敷居が高く感じるかもしれないオーセンティックバーですが、イベント当日は貸切。参加者は気兼ねなくバーカウンターを囲み、いつもより少しカジュアルな空間のなかでセミナーを楽しんでいただきました。


「The ONE」シリーズを通して知る、樽熟成の面白さ

今回のセミナー開催にあたっては、英国・レイクス蒸溜所の日本正規輸入元である雄山株式会社様にご協賛いただき、ウイスキーや資料なども特別にご用意いただきました。

初心者の方にもわかりやすく、丁寧なサポートをいただき、学びと発見にあふれた時間となりました。

当日は、雄山株式会社の仲 忍さんを講師にお迎えし、レイクス蒸溜所の代表的なブレンデッドウイスキー「The ONE」シリーズ5種を使って、熟成樽の違いによる味と香りの変化を比較体験しました。仲さんからは、製造背景やブレンダーの哲学、各樽の特性などを交えて、初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説をいただき、学びと発見にあふれた時間となりました。

中でも印象的だったのは、レイクス蒸溜所のウイスキーづくりが、ウイスキーメーカー(=ブレンダー)ひとりによる“一貫体制”であるという点。原酒の選定から熟成管理、ブレンド、ボトリングまで、すべてを同一人物が担うスタイルは、一般的な分業制とは異なり、1本のボトルにその人の想いや愛着が詰め込まれているのだと実感できました。

また、「The ONE」はスコットランドとイングランド、両国の原酒をブレンドした世界でも唯一無二の構成。歴史的に決して関係が良好とは言えない両地域の原酒をあえて融合させている点に、ブランドの挑戦的な姿勢も感じられます。


実際に味わいながら学ぶ「5種類の樽違い」

今回は5種類のテイスティングを用意。

それぞれの違いを感じながら解説を聞いていただきました。

■ファインブレンデッド(The ONE Fine Blended)

■ポートカスクフィニッシュ

■コルヘイタフィニッシュ

■マンサニージャカスク

■シェリーカスク(オロロソ&ペドロヒメネス)

同じブランド、同じシリーズでありながら、樽の違いで香りや口当たりがまったく異なることに、多くの方が驚きや発見を口にしていました。

今回のセミナーでは、樽の違いがもたらす香味の変化をじっくりと体験できる貴重なひとときとなりました。

後編では、イベント後半の懇親会の様子や、参加者のリアルな反応をお届けします。

その場だからこそ生まれる、出会いと会話もまた、ウイスキーの魅力のひとつです。

【後編】へつづく



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